【2023年最新版】パーソナルジムの月額・会費システムの選び方・オススメ6社を紹介

コラム

パーソナルジムに限らず、経営において重要と言われている要素に「ヒト・モノ・カネ」の管理があります。その中でも1人、もしくは少人数で運営するパーソナルジムにおいて、最も重要な要素は【カネ】の管理でしょう。

今回は、パーソナルジムの【カネ】の管理に関連する「月額・会費システム」について、その選び方の解説とオススメのシステム6社をご紹介します。

月額・会費の回収漏れがあれば売上にも大きく影響しますし、月額・会費システムの導入を検討されている方にぜひ読んでほしい内容になっています。

コロナ渦で再認識されるパーソナルジムのメリット

2020年のコロナ渦以降、私たちの生活スタイルは大きく変わりました。マスクを付けるのが当たり前になったり、大人数が密になる空間を避けたり…。とくに大きな影響を受けたひとつが不特定多数の人が集まるジムやスポーツ施設でしたが、パーソナルジムは逆に「密を避けつつ、コロナ渦の運動不足が解消できる」と注目を集めています。

参考:プライベートジムの市場規模(p.16)

在宅ワークも主流になり、自宅で動画などで簡単にできるオンラインフィットネスの需要も伸びてきていますが、やり方が自分に合っているのかイマイチ判断できなかったり、結局1人では筋トレ・ダイエットを継続できないという人がほとんどの中、個別指導によって着実に効果を実感できるところもパーソナルジムの大きなメリットと言えるでしょう。

パーソナルジムの月額・会費を管理する方法4選

パーソナルジムの月額・会費を管理する方法にはどのようなものがあるでしょうか。ここでは代表的な管理方法4つについて、それぞれのメリットを比較しながらご紹介します。

①パーソナルジムの月額・会費を紙で管理する

利用者がそこまで多くないパーソナルジムの場合、予約管理と合わせて「紙やノートを使って収支を管理している」という声を多く耳にします。また「人数が増えてきたら、別な方法を考える」と思いつつ、開業時のオペレーションをそのまま継続してしまっている…というパターンも多いようです。

紙台帳の一番のメリットは、電気やインターネットを必要とせず、どんな環境でも誰にでも利用できるという点です。パソコンやタブレットの操作が苦手な人がいると、レクチャーの手間がかかりますが、紙であればその心配もありません。 

②パーソナルジムの月額・会費をExcelで管理する

パーソナルジムだけでなく、さまざまな管理で使われているのが表計算ソフトのExcelです。おそらくパーソナルジムの売上を管理する上で、もっともよく使われているツールのひとつでしょう。

一番のメリットはなんと言っても計算機能です。入力・修正が簡単にできるだけでなく、合計値や税率計算などを瞬時におこなえるのは便利ですよね。

しかし、市販のテンプレートを利用しているとカスタマイズが大変だったり、「収支の管理や台帳をExcelで管理しているが、予約管理は紙や別のシステムで管理している」という話もよく耳にします。

③パーソナルジムの月額・会費をGoogleスプレッドシートで管理する

Googleスプレッドシートは、Excelとよく似た表計算ツールです。使用感もほぼExcelと変わらず、関数なども共通して使えるものがほとんどです。

一番のメリットは、ブラウザさえあれば無料で使えるという点。直前に紹介したExcelは、パソコンにインストールして使うソフトウェアで、もともとインストールされていない場合は有料で購入する必要がありますが、Googleスプレッドシートであればブラウザから無料で利用できます。自動保存もされるので、Excelでよくある「保存する前にパソコンが固まって、編集内容が消えちゃった!」ということも防げるのがありがたいですね。

Excelを触ったことがある人であれば問題なく利用できますが、利用にはインターネット環境が必要になります。

④パーソナルジムの月額・会費システムを利用する

最後に紹介するのが、パーソナルジム向けの月額・会費システムを利用する方法です。前述した3つの方法に共通しているのは、ゼロから自分で準備しなければいけないことや、管理が煩雑になって過去のデータをさかのぼるのが大変になったりすることです。そこで、オススメしたいのがパーソナルジム向けの月額・会費システムの利用です。

一番のメリットはやはり、月額・会費を管理するだけでなく【自動で徴収・集金してくれる】という点です。収支や台帳管理ができるツールは多くありますが、クレジットカード連携や口座振替なども付いて、自動で徴収・集金までしてくれるのは、特化したツールの大きなメリットです。

会員・顧客管理と会費の徴収を同時におこなえる「会費ペイ」を例に見てみましょう。

会費ペイは、パーソナルジムの会員・顧客管理が簡単にできるだけでなく、ユーザーの利用回数や選択コースに応じた会費・月額の徴収を自動でできる、パーソナルジムの運営にピッタリなサービスです。

パーソナルジムの月額・会費システムの選び方

パーソナルジムを運営するためには、いくつかのシステムの導入を検討する必要があります。その中でも月額・会費システムは、パーソナルジムの売上を管理するもっとも重要なもののひとつです。

しかし、単に収支管理や台帳管理といったソフトから、会員管理機能を備えたソフトまで、世の中にはたくさんのツールがあり、自身のパーソナルジムにあったものを選ぶのは大変です。

ここからは、パーソナルジムの月額・会費システムの選定において最も重要な【料金】【機能】【サポート】の3つの点で、解説していきます。

パーソナルジムの月額・会費システムを料金(価格・費用)で選ぶ

パーソナルジムの運営において、毎月の固定費としてどうしても発生してしまうコストが、トレーナーの人件費と建物の家賃・賃貸料です。しかし、月額・会費システムの費用はどのツールを導入するかによって大きく変わるので慎重に選びましょう。

月額課金や従量課金の料金体系、初期費用の有無、契約期間の縛り、解約時の違約金など、月額・会費システムの料金だけでも見ておくべき点は多くあります。

「できるだけ安くしたい」「ここは妥協してもいい」「ここにはお金をかけてもいいからこだわりたい」と思えるポイントを自分の中で持っていると、月額・会費システムの選定がしやすくなります。

開業直後や、コストをできるだけ安く抑えたい場合は【初期費用】が無いところがありがたいですね。[/voice]

パーソナルジムの月額・会費システムを機能で選ぶ

パーソナルジムの運営で最も苦労するのは「会員情報・顧客情報の管理」です。紙やExcelで管理している方も多くいますが、パーソナルジム向けの月額・会費システムであれば、以下のような機能も付いている場合があります。

Webの入会フォーム作成機能

まずは入会時に必要な機能から考えてみましょう。

入会フォームを自作したり、それを会員・顧客システムと連携させ、さらに月額・会費システムとも連携させるのはとても大変です。制作会社や、個人のWebエンジニアに発注するとなると膨大な費用がかかる可能性もあります。月額・会費システムにWeb入会フォームの作成機能があれば、そこで作ったフォームのリンクをサイト内に設置するだけで済むのでオススメです。

また、顧客の個人情報を扱う場合、個人情報保護法により事前に利用規約への同意が必要です。会費ペイであればどちらも基本機能としてカバーされているので安心ですね。

複数メニュー・コースの料金に対応した請求・管理機能

パーソナルジムで料金プランを複数用意している場合、それぞれ異なる金額の請求が発生することで管理が一気に複雑になります。

例えば会費ペイであれば、顧客情報とメニューごとの料金の紐付けから、クレジットカード・口座振替に連携しており、すべてをひとつのツールで管理することができます。

会員に向けたメルマガ配信機能

常にお客さんが来てくれるパーソナルジムであれば良いですが、閑散期などはキャンペーンを実施するなどして集客をはかることが必要です。

その場合に便利なのがメルマガ配信機能です。期間限定のキャンペーン情報だけでなく、臨時休業のお知らせ、顧客満足度アンケートなどを特定の会員に向けて配信できると、集客や売上の安定化にも繋げることができます。

ジムや施設への入退室の管理機能

パーソナルジムの運営の仕方によっては、会員が自由に入退室できる仕組みが必要なこともあります。その場合、別で入退室を管理するツールを導入する必要があります。

会費ペイであれば、akerunという入退室管理ツールと連動しているため、登録された会員へ自動で入退室用の鍵(アプリ・NFC)を発行することが可能です。

複数のツールやシステムを導入する前提でいると、管理や費用がかさむ場合があるので、なるべく1つのツールで完結できるものがいいですね。

パーソナルジムの月額・会費システムをサポートで選ぶ

月額・会費システムは、パーソナルジムの売上に直結する基幹システムです。導入時のサポートはもちろんですが、長く使っていくことを前提に考えたとき、意外と重要なのが「導入後サポートの手厚さ」です。

  • 導入時にシステムの使い方などのサポートがあるか
  • 24時間相談できる窓口はあるか
  • 電話での問い合わせは可能か
  • 実際に店舗まで訪問してくれることは可能か
  • 他従業員への使い方レクチャーは可能か

…など、自分のスタイルに合ったサポートの有無で、その後の使いやすさが大きく変わります。長く使っていくことを考えるなら尚さらサポート面のチェックは重要です。

電話対応だと繋がらない時間帯もあるので、Web上でヘルプページが充実しているサービスの方が安心して使えますね。

パーソナルジムの月額・会費システムに関する口コミ

最後に、パーソナルジムの月額・会費システムについての口コミについてまとめてみました。

パーソナルジムの月額・会費システム一覧

会費ペイ

運営会社:株式会社メタップスペイメント

ホームページ:https://kaihipay.jp/

hacomono

運営会社:株式会社hacomono

ホームページ:https://www.hacomono.jp/

Square

運営会社:Block, Inc.

ホームページ:https://squareup.com/jp/ja

STORES

運営会社:STORES 株式会社

ホームページ:https://stores.jp/

SmartHello

運営会社:株式会社システム ディ

ホームページ:https://www.systemd.co.jp/smart_hello

ロボットペイメント

運営会社:株式会社ROBOT PAYMENT

ホームページ:https://www.robotpayment.co.jp/