集金代行と収納代行の違いとは?おさえておきたい仕組みについて

口座振替や収納代行のイメージ コラム

学習塾やフィットネスジムといった毎月お金を集めるようなサービスを運営していると、どうしても手間になってくるのが毎月の集金業務。

現金回収で始めたはいいものの、生徒や会員が増えていくにつれて作業は煩雑になり、回収漏れも増えます。

そこで口座振替の導入を検討する方は多いと思いますが、いろいろ調べていると「集金代行」「収納代行」といった言葉が頻繁に目に入りますよね。

なんとなく「口座振替をやってくれる会社なのかな?」といった想像はつくと思いますが、実際にどんなことをしている会社なのか、集金代行と収納代行で違いはあるのか?など、実はいまいちわかっていない部分も多いかと思います。

本記事では「会費ペイブログ」を運営している「会費ペイ」チームが集金代行と収納代行の違いや、それぞれが一体どんなものなのかという点について解説していきます。

集金代行と収納代行の違い

同時に表記されていることの多い集金代行と収納代行ですが、2者にどんな違いがあるのでしょうか?

実は、この2者の違いについて厳密に定められた定義というものはなく、どちらで呼んでも基本的には問題ありません。口座振替やコンビニ決済といった方法を用いて、顧客からの集金を代行してくれる業者がそれにあたります。

とはいえ、まったく区別されずに扱われているかというとそうでもなく、一般的に、口座振替をメインで扱うものは集金代行コンビニ決済をメインで扱うものは収納代行と呼ばれることが多いです。

導入に向けた問い合わせを行う場合も、導入したい決済手段に応じて問い合わせ先を変えるとよいでしょう。

ただ、実態としてはどちらに問合せてもどちらも取り扱えるというケースがほとんどです。

集金代行・収納代行とは

ここでは、集金代行を口座振替、収納代行をコンビニ決済として、それぞれの仕組みについて解説していきます。

集金代行(口座振替)とは

口座振替とは、顧客の保有する金融機関の口座から、商品やサービスに対する料金が自動的に引き落とされ、事業者に支払われる仕組みのことを言います。

定期的な決済を自動的に行えるという特性上、スクールやフィットネスジムといった月額制のサービスを運営する事業者によく利用されます。

口座振替を導入すると、事業主には口座の登録や引き落とし結果の確認に利用する管理画面が発行されることが一般的です。

振替依頼書、WEB口座登録といった手段で顧客の銀行口座を登録し、管理画面に請求データをアップロードすることで引き落としをかけていきます。

口座振替についての詳しい説明は以下の記事で紹介しているので、併せて読んでみてください。

収納代行(コンビニ決済)とは

コンビニ決済は、WEB上で発行した払い込み番号や払い込み用紙などを使って、商品や公共料金の代金を支払う仕組みのことを言います。

アップロードされた請求データをもとに毎月払い込み用紙を郵送することで定期的な決済に使われることもありますが、どちらかといえば物販やチケットの料金といった単発の決済に利用されることが多いです。

銀行振り込みと比べ、24時間いつでも支払いを行うことができ、入金確認も即座に行うことができます。

具体的な利用シーンの違い

前述の通り、共通する部分はあるものの、集金代行と収納代行では利用されるシーンが大きく違います。本項では、それぞれがどのようなシーンで活用されているのかを解説していきます。

集金代行(口座振替)利用シーン

口座振替は、以下のような毎月決済が行われるようなサービスでよく利用されています。金額は変動する場合でも固定の場合でも対応可能となっており、従量課金制のサービスに導入されることもあります。

  • 学習塾・習い事の月謝
  • フィットネスジムの月会費
  • ファンクラブの年会費
  • 通信料
  • WEBサービスの月額利用料
  • ガス代などの公共料金
  • 物件の賃料

など

収納代行(コンビニ決済)の利用シーン

コンビニ決済は、以下のようにチケット代や通信販売など事前決済を求めるサービスでよく導入されています。

また、近年ではZoZoが提供する「ツケ払い」を始めとした、後払い決済の支払い手段として利用されるケースも増えています。

  • 物品の販売代金
  • チケット代金
  • イベントの参加費用
  • 保険料の支払い
  • 後払い決済の支払い
  • オンラインコンテンツの購入

など

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は、集金代行と収納代行の違いや、それぞれの特徴についてご説明させていただきました。

それぞれ向き不向きがあるので、ぜひ皆様のサービスにあった決済を導入してみてくださいね!

また、当社ではフィットネスジムやスクールといった月額制のビジネスを運営する事業者様に向けて、口座振替とコンビニ決済を同時に導入できるサービス「会費ペイ」を運営しています。もしご興味があればぜひこちらも検討してみてください!

管理システムは会費ペイがおすすめ

会費ペイは、会費制サービスの運営に必要な [入会申込・会員管理・請求・集金・入金管理] を全て一元管理できるのが特徴です。汎用性が高く、フィットネスやスクール(スマホ教室等)を中心に様々な業種で利用されています。

会費徴収だけでなく、その前後の事務作業を全て自動化してくれるので、会員数が多くなってきてもそのまま使い続けることができます。

支払方法はクレジットカードと口座振替どちらも利用可能で、決済が失敗した際も自動で催促を行ってくれます。

スマートロック「akerun」や会計システムの「freee」との連携も可能で、入退館管理や鍵の付与、入金後の経理業務まで自動化することもできます。

料金

初期費用0円
月額費用0円
その他費用システム利用料①/決済金額の3.5%
システム利用料②/1決済当たり100円

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