パーソナルジムの開業を考えている皆様は、「開業までにどんな書類を準備をしなきゃいけないの?」という悩みを抱えているのではないでしょうか?
この記事では、パーソナルジムで入会したお客様に渡す「会員証」の作成方法などについて説明しています。
パーソナルジムの運営で準備が必要な書類とは?
パーソナルジムの運営では、入会の申込を受けて、契約を結び、その利用申込者の目標に向けたトレーニング・サポートを提供し、料金を受け取ることになります。
このような一連の流れで必要になる書類・様式には、以下のようなものが挙げられます。
- 入会申込書
- 会員規約・施設利用規約
- ヒアリング・カウンセリングシート
- 会員管理表
- 会員証
- 予約管理表・予約表
- 請求書・領収書
- 現金出納帳
この記事では、『会員証』についてご紹介していますので、その他の書類・様式については関連記事をご覧ください。
会員証を発行するメリットとは?

一般的なトレーニングジムではチェックイン・チェックアウトの手続き(入退館手続き)を管理するために会員証を発行しています。
パーソナルジムでは、基本的にトレーナーがマンツーマンでレッスンを提供するため、入退館を管理する必要がなく、会員証を発行しないことも多いですが、ジムの連絡先や次回の予約時間を気軽に確認できるように会員証を発行しているジムもあります。
会員証に記載する項目とは?
先ほどもお伝えしたようにパーソナルジムの会員証は、連絡先を確認するためや次回の予約日時を確認するために利用するので、以下のような項目を記載するのが良いでしょう。
- 会員番号
- 名前
- ジムの名称
- ジムの連絡先
- (裏面)次回の予約日時
- 顔写真
会員証の作り方
会員証は、「自分で作成する」のと「印刷会社等に依頼する」ことで作成することができます。
もし皆様がパーソナルジムの運営で時間を確保することが難しい場合は、印刷会社等に依頼することで、費用の負担は多少発生しますが、満足できるクオリティの会員証を作ることができるでしょう。
会員証を自分で作る場合
会員証は、「プリンターで印刷できるマルチカード用紙を購入」または「プラスチックカードとカードプリンターを購入」し、その用紙やカードのメーカーが提供しているフォーマットを編集することで、自分で印刷し、作成することができます。
また、裏面にはシール用紙で予約表を印刷して貼り付けることで、次回の予約日時を記入することができます。
印刷会社等に依頼する
会員証を作るに当たって、印刷会社に依頼する場合のおおまかな流れは以下のようになります。
- 依頼する印刷会社を選ぶ。
- カードの素材、デザインを決める。
- データを入稿し、注文する。
- 納品される。
カードの素材・機能によって料金に差がありますが、PETカードやプラスチックのカードの料金は、1枚あたり「おおよそ70円~150円」(ただし、最小注文数があります。)となっています。
まとめ
パーソナルジムの会員証の作成方法についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?
パーソナルジムでは、会員証を作らないケースもありますが、発行することでお客様が「予約時間を確認する場合」や「急な予約変更で電話をかけたい場合」などに役に立ちます。
このようなメリットがあるので、皆様が開業するパーソナルジムでも会員証を発行するのかを検討してみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。
