パーソナルジムの開業を考えている皆様は、「開業までにどんな書類を準備をしなきゃいけないの?」という悩みを抱えているのではないでしょうか?
この記事では、パーソナルジムのヒアリングシートやカウンセリングシートと呼ばれる書類の項目やヒアリングを行う際の注意点などについて説明していますので、ぜひ最後までお読みください。
パーソナルジムの運営で準備が必要な書類とは?
パーソナルジムの運営では、入会の申込を受けて、契約を結び、その利用申込者の目標に向けたトレーニング・サポートを提供し、料金を受け取ることになります。
このような一連の流れで必要になる書類・様式には、以下のようなものが挙げられます。
- 入会申込書
- 会員規約・施設利用規約
- ヒアリング・カウンセリングシート
- 会員管理表
- 予約管理表・予約表
- 請求書・領収書
- 現金出納帳
この記事では、『ヒアリング・カウンセリングシート』についてご紹介していますので、その他の書類・様式については関連記事をご覧ください。
パーソナルジムのヒアリング・カウンセリングシート・カルテとは?

パーソナルジムでは、お客様ひとり一人に合わせたトレーニングを提案するために、お客様の心身の状態、生活環境、希望などを聞き取ります。
それらの情報を記入する様式が、『ヒアリングシート』や『カウンセリングシート』、『カルテ』などと呼ばれています。
「初回の利用までに欲しい情報」だけではなく、「トレーニングを続け、結果に結びつくことを実感していただくために必要な情報」を集めるように項目を設定します。
それでは、ヒアリング・カウンセリングシートの項目の例を見ていきましょう。
顧客の基本情報
お客様ごとのシートを作成するため、お客様の氏名、生年月日、年齢、性別などの基本情報を記入する欄です。
トレーニングの目的
お客様のトレーニングの目的を記入する欄です。
理想・目標とする体形
トレーニングを続け、理想、目標とする体形を記入する欄です。
気になる部位
人型のイラスト等を使用し、お客様が気になる身体の部位等を記載する欄です。
目標
目標として設定する具体的な数字等を記入する欄です。
普段の運動
日常生活での運動量などを把握するために、運動について記入する欄です。
食事内容
朝、昼、夜、間食の状況を記入する欄です。
ヒアリング・カウンセリングを行う時の注意点
ここではヒアリングやカウンセリングを行う際に注意すべき点をご紹介します。
- 身だしなみを整えておきましょう。服装、髪型、髭、化粧、匂いなどがチェックポイントとして挙げられます。
- 一方的に質問をすることで、尋問しているような雰囲気にならないように気を付けましょう。選択肢を提示して質問したり、質問ではない日常会話を織り交ぜたりするとお客様が答えやすいでしょう。
- 目標や期間の選択肢を提示し、お客様に自分の未来をイメージして頂きましょう。目標に辿り着くためにどのようなトレーニング等をどれくらいしたら良いのかというプロセスを理解していただき、お客様自らがどのようにトレーニングをするのかを選択していただきましょう。
- 自分のカラダが変わるイメージを持っていただき、「今後が楽しみ」という期待感を抱いて頂けるように説明を心がけましょう。
- お客様にとって実際に続けられるトレーニング内容となっているか確認しながら提案を進めましょう。
- 説明を行う際は、数値を用いてロジカルに説明することを心がけましょう。
- よくある質問についてすぐに返答できるように準備しておきましょう。すぐに、ハッキリと答えることで信頼感が高まります。
- 他社を貶めるような言い方はやめましょう。
- 自分の身体やトレーニングについて一方的に話すことはやめましょう。
パーソナルジムのヒアリング・カウンセリングシート・カルテのテンプレートを無料ダウンロード
パーソナルジムのヒアリングシート、カウンセリングシートのExcelテンプレートはこちらから無料でダウンロードすることができます。
※こちらのテンプレートは、参考例として作成しておりますので、内容等に関して弊社は責任を負いかねますのであらかじめご了承の上、ご利用ください。
まとめ
パーソナルジムのヒアリング・カウンセリングを行う際の書類や注意点について説明してきましたが、いかがでしたか?
パーソナルトレーニングは、ひとり一人のお客様と向き合い、その方に合ったトレーニングを提案するため、カウンセリングはとても重要です。
ここでご紹介した内容を参考に、ヒアリング・カウンセリングの方法を検討し、開業までにシートや質問などを準備しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
