収納代行とは?初心者でも5分でわかる仕組みや導入メリット

コンビニの画像 コラム

業務の効率化や販路の増加などを目的にいろいろな決済方法を調べていると「収納代行」という言葉を見かけることがあると思います。

何かしらを代行してくれそうな気はしますが、字面だけだと具体的には何をしているのかわかりづらいですよね。

本記事では、そんな皆様に向けて、収納代行とは一体何なのか?について解説していきます。併せて導入のメリットなども解説していくので、ぜひ最後まで読んでいってください。

収納代行とは、顧客からの料金回収を代行してくれる会社

収納代行とは、顧客が購入した商品の代金やサービスの利用料を事業者に代わって回収してくれる事業者およびサービスを指します。

厳密に定められた線引きはないものの、その中でもコンビニ決済をメインで扱っている事業者を指していることが一般的です。

料金回収を代行する事業者としては、口座振替をメインで扱う集金代行会社や、あらゆる決済手段を扱う決済代行会社が存在します。

それぞれに関しては、以下の記事で詳しくご紹介しているので参考にしてみてください。

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コンビニ決済とは?

収納代行会社がメインで取り扱うコンビニ決済とはいったいどういう仕組みなのか?について解説していきます。

コンビニ決済は、サービスを運営する事業者側が支払番号や払込票を発行し、それを受け取った顧客が最寄りのコンビニでお金を支払う決済方法です。

コンビニ決済は大きく「払込票方式」と「払込用番号方式」の2つに分けられます。どちら導入すべきかはサービス内容や対象の顧客によって変わってきます。以下にそれぞれの特徴をまとめてみましたので、参考にしてみてください。

コンビニ伝票郵送決済

バーコードが印字された請求書を店舗のレジで読み取ることで支払う方式です。

送られてきた払込票をコンビニに持っていくだけなので、まり機械などに触れない高齢者でも扱いやすいというメリットがありますが、郵送のコストがかかる点、支払期日が超過してしまうと再度郵送が必要になってしまう点、紛失のリスクなど、後述するコンビニオンライン決済と比較するとデメリットも多く存在します。

コンビニオンライン決済

メールで通知された支払番号を、FamiポートやLoppi(ロッピー)といったマルチメディア端末に入力し、発行された支払用のレシートをレジに持っていくことで料金を支払う方法です。

コンビニ伝票郵送決済と比べると事業者側は印刷や郵送の手間がなく、顧客としても払込票を紛失するリスクがないといったメリットがあります。

半面、顧客自身がマルチメディア端末で操作を行う必要があるため、機械の操作に疎い高齢者には利用が難しいといったデメリットも存在します。

収納代行(コンビニ決済)を導入するメリット

収納代行会社と契約するとコンビニ決済が導入できるということはわかりましたが、そもそもコンビニ決済を導入するとどんなメリットがあるのでしょうか?また、導入にあたって収納代行会社と契約するメリットはあるのでしょうか?

本項目では収納代行会社と契約してコンビニ決済を導入するメリットについて解説していきます。

販売機会の増加

コンビニ決済が導入されやすい業種として、AmazonのようなECサイトが挙げられます。

ECサイトの決済には主にクレジットカードが採用されていますが、若年層の顧客にはクレジットカードを持っていない人も多く存在します。

そんな時、コンビニ決済を導入すればより多くの顧客に対して事前決済を行わせることができるようになります。

入金確認がスピーディかつ楽になる

事前決済を銀行振込で行っている場合、土日や夜間など顧客が振込を行ってから事業者側に着金するまでにタイムラグが生じるケースが多く存在します。

かつ、誰の何のお金は振り込まれたのかという確認は、記帳された情報を見ながら事業者が目視で確認するしかありません。

コンビニ決済を導入すれば、顧客が支払いを行った情報が即時に判別でき、それが何のお金かというのも管理画面上ですぐに判別できるようになります。

収納代行を提供する代表的な会社

以下にコンビニ決済を提供している決済代行会社・収納代行会社をピックアップしてあるので、検討の際はいくつかの会社に見積もりを依頼することをお勧めします。

株式会社メタップスペイメント

[blogcard url=”https://www.metaps-payment.com/service/convenience.html”]

SMBCファイナンスサービス

[blogcard url=”https://www.smbc-fs.co.jp/kb/first/”]

リコーリース

[blogcard url=”https://www.r-lease.co.jp/”]

株式会社電算システム

[blogcard url=”https://www.dsk-ec.jp/”]

カード決済と収納代行(コンビニ決済)を同時に導入できるサービスも

ここまで収納代行(コンビニ決済)に関してご説明していきましたが、定期的に決済を行う目的であればクレジットカードによる自動決済も魅力的です。

クレジットカードによる自動決済は、収納代行(コンビニ決済)と比べると「決済の成功率が高い」「支払方法の登録が容易」などメリットも盛りだくさんです。

世の中には収納代行(コンビニ決済)とカード決済を同時に導入できるサービスもありますので、ぜひこちらも検討してみてください。

会費ペイ

会費ペイは、会費制サービスの運営に必要な [入会申込・会員管理・請求・集金・入金管理] を全て一元管理できるのが特徴です。汎用性が高く、フィットネスやスクールを中心に様々な業種で利用されています。

会費徴収だけでなく、その前後の事務作業を全て自動化してくれるので、会員数が多くなってきてもそのまま使い続けることができます。

支払方法はクレジットカードと口座振替どちらも利用可能で、決済が失敗した際も自動で催促を行ってくれます。

スマートロック「akerun」や会計システムの「freee」との連携も可能で、入退館管理や鍵の付与、入金後の経理業務まで自動化することもできます。

料金

初期費用0円
月額費用0円
その他費用システム利用料①/決済金額の3.5%
システム利用料②/1決済当たり100円

まとめ

いかがでしたでしょうか?

本記事では「そもそも収納代行とは何か?」「コンビニ決済とは何か?」「導入するメリットはなにか?」といった疑問を、決済業界の目線から解説させたいただきました。

みなさまの業務効率化の検討に少しでもお役に立てば幸いです!

当社では会費制サービスの運営における「入会手続き・会員管理・請求管理・決済・入金管理」のすべてを自動化できるサービス「会費ペイ」を運営しています。

初期・月額費用無料で導入できるので、継続課金や会員管理のシステムをお探しであればぜひ検討してみてください!

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