【2023年最新版】スクール向け!月謝の決済に使えるシステム8選

コラム

学習塾やサッカースクール、英会話教室のような月謝制のビジネスを運営して行く上で、月謝の集金は非常に煩雑な業務です。

集金する生徒が数人のうちは手作業でもいいですが、生徒数が増えていくにつれて「お金を貰っていない人はいないか」「誰からいくら貰うべきなのか」「誰から入金されたのか」など、どんどん管理が難しくなっていきます。

集金業務に限界を感じて、自動で月謝を決済できるシステムの導入を検討している人も多いのではないでしょうか?

本記事ではそんな方に向けて、月謝の決済に使えるシステムやシステム選びのポイントをご紹介していきます!

システムを選ぶ際のポイント

あなたの選択は正解だったか】 - 大河通信

システムのご紹介をする前に、まずはシステムの選び方を解説していきます。

自分が運営するサービスに合ったシステムを選ばないと、複数のシステムを使用することになってかえって手間が増えてしまったり、

本項目を読みながら、皆さんに合ったシステムがどんなものなのかイメージしてみてください。

生徒の属性

最初に考えなければいけないのは生徒の属性です。例えば年齢や職業、といった情報です。

クレジットカード決済は非常に便利ですが、高齢者向けの教室や学生向けの教室の場合、本人がクレジットカードを持っていない可能性があるので、口座振替による決済も用意しておいた方が良いでしょう。

支払方法がWEBから登録できるシステムも非常に便利ですが、生徒がスマートフォンの操作に慣れていない場合登録が上手くいかない可能性もあります。

このように、一見便利に感じるシステムも生徒の属性によっては上手く機能しないことがありますので、どの程度のITリテラシーがあるのかなどはしっかり把握しておきましょう。

生徒数

次に考えるのが生徒数です。

100名以上の生徒数を見込んでいる場合、月謝の集金以外の部分も同時にシステム化していくことを検討したほうが良いケースも多いです。

例えば生徒を管理している名簿と決済のシステムが別々で運用している場合、生徒が退会したりコースを変更するたびに、名簿への記録と月々の決済を止める作業を別々に行わなければいけません。

また、月の入学者数が数十名といった規模になれば、申込書で受け取った入会者の情報を生徒管理用の名簿と決済システムに入力するだけでも非常に煩雑です。

このように、生徒数がある程度多くなってきた場合は、生徒管理システムと決済システムを連携したり、入会フォームと決済システムを連携することによって、複数の場所で作業する手間を省くことが重要になってきます。

【2023年最新版】月謝の決済に使えるシステム8選

システム選定に必要なポイントを解説し終えたところで、実際に月謝の決済によく利用されているシステムをご紹介します。

それぞれの料金や特徴も記載しておきますので、システム選定に参考してみてください。

会費ペイ

会費ペイは、月額制サービスの運営に必要な [入会申込・生徒管理・請求・決済・入金管理] を全て一元管理できるのが特徴です。汎用性が高く、スクールを中心に様々な業種で利用されています。

月謝の決済だけでなく、その前後の事務作業を全て自動化してくれるので、生徒数が多くなってきてもそのまま使い続けることができます。

支払方法はクレジットカードと口座振替どちらも利用可能で、決済が失敗した際も自動で催促を行ってくれます。

スマートロック「akerun」や会計システムの「freee」との連携も可能で、入退館管理や鍵の付与、入金後の経理業務まで自動化することもできます。

料金

初期費用0円
月額費用0円
その他費用システム利用料①/決済金額の3.5%
システム利用料②/1決済当たり100円

機能

クレジットカード決済
口座振替
コンビニ決済
自動催促
その他特徴的な機能・入会申込フォーム
・会員管理
・会員証発行
・入退館管理
・メール配信
など

シクミネット

shikuminet(シクミネット)について

シクミネットは、同窓会や学会といった年会費制のサービスに特化した会員管理システムですが、月次決済の機能も備えているので月謝の集金にも使うことができます。

入会手続きや決済のほかに、月ごとの定例会のようなイベントの管理の機能が充実していることが特徴です。

料金

初期費用200,000円~
月額費用30000円~
その他費用決済手数料
オプション設定によって追加料金あり

機能

クレジットカード決済
口座振替
コンビニ決済
自動催促
その他特徴的な機能・半年ごとの決済
・イベント参加申込受付
・会員マイページ
・メール配信

など

Comiru

Comiruは学習塾の運営に特化したサービスです。

月謝の決済はもちろん、生徒の成績や出席状況を管理して講師の負担を削減する機能や保護者とのコミュニケーションを円滑にする機能も備えています。

5教科を取り扱う学習塾であれば非常にリーズナブルに利用できるため、前向きに検討してみるとよいでしょう。

料金

初期費用50,000円
月額費用3,000円
その他費用クレジットカード決済手数料/1.7%~ ※1
口座振替手数料/68円
※1、5教科(国語・算数/数学・理科・社会・英語)を指導対象としている学習塾の場合

機能

クレジットカード決済
口座振替
コンビニ決済
自動催促
その他特徴的な機能・指導報告書作成
・成績管理
・出席管理
など

月額パンダ

月額パンダはクレジットカードや口座振替を利用した自動集金システムです。

クレジットカードの口座振替の両方が利用でき、入会申込フォームも備えているのが特徴です。

料金

初期費用0円
月額費用0円
その他費用3.5%×売上金(口座振替、カード決済両方)
決済成功1件当たり100円(口座振替、カード決済両方)

機能

クレジットカード決済
口座振替
コンビニ決済
自動催促
その他特徴的な機能・入会申込フォーム
・返金機能
・会員マイページ
・メール配信
など

ROBOT PAYMENT(継続課金(定期課金)システム)

株式会社ROBOT PAYMENTが提供する定期決済システムで、月謝の決済にも利用することができます。

支払方法はクレジットカードしか利用できませんが、その分徴収のスパンや無料期間などが細かく設定できるのが特徴です。

料金

初期費用個別見積もり
月額費用個別見積もり
その他費用個別見積もり

機能

クレジットカード決済
口座振替
コンビニ決済
自動催促
その他特徴的な機能・豊富な徴収スパン設定
・試し期間の指定が可能
・1日単位で決済日の指定が可能
など

Square

Square logo and symbol, meaning, history, PNG

Squareは、レジ機能を備えていることが特徴のシステムです。

メインに機能は店頭での都度決済ですが、オプション機能の定期決済機能を利用することで月謝の入金にも対応可能です。

その分、生徒管理の機能は存在しないので、生徒管理の方法がある程度固まっており、教室での物販が多い場合は導入を検討しても良いでしょう。

料金

初期費用7,980円
月額費用0円
その他費用決済手数料3.25%~
その他オプション料金

機能

クレジットカード決済
口座振替
コンビニ決済
自動催促
その他特徴的な機能・POSレジ機能を持っている
・売上げの翌営業日に入金可能
・従業員管理
など

会費.com

会費.comは、手軽にカード決済が導入できる定期決済システムです。

初期費用が発生しないため、安価に導入できることが特徴です。

※2023年8月24日現在、申込を停止しているとのこと。

料金

初期費用0円
月額費用1,000円
その他費用決済手数料5%~
その他オプション料金

機能

クレジットカード決済
口座振替
コンビニ決済
自動催促
その他特徴的な機能・会員管理
・メール配信
・会員マイページ
など

ゼウス決済

ゼウス決済はSBIグループの株式会社ゼウスが提供する会費徴収システムです。

クレジットカード決済、コンビニ決済、銀行振込決済、ペイジー決済、口座振替決済、オンライン電子マネー決済、後払い決済等を使うことが出来ます。

会員システムとの連携が出来るため、オンラインレッスン・施設利用料の徴収等におすすめの会費徴収システムです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

本記事では、決済システムの選び方や月謝の決済を便利にしてくれるシステムのご紹介をさせていただきました。

ぜひ、自分に合ったシステムを見つけてみてくださいね。

『【2023年最新版】スクール向け!月謝の決済に使えるシステム8選』を読んでいる方におすすめの記事