学習塾を運営している方やこれから学習塾を開業しようと準備している方は、月謝の入金確認や請求事務を簡単にするために「口座振替」や「口座引き落とし」の導入を検討しているのではないでしょうか?
この記事では、学習塾で口座振替・口座引き落としを導入するまでの手続きと、月謝の決済におススメのシステムについてご紹介していますので、ぜひ最後までお読みください。
学習塾の月謝・授業料の決済に口座振替・口座引き落としを導入するメリット

学習塾の月謝や授業料の決済方法には、現金(集金袋)、銀行振込、口座振替・口座引き落とし、クレジットカードなど、様々な決済方法が導入されています。
その中でも、口座振替・口座引き落としは他の集金・決済方法と比較して以下のようなメリットがあるため、多くの学習塾から選ばれています。
- 現金による集金は、子供に現金を持たせることによる紛失や盗難のリスクがあるが、口座振替・口座引き落としはそのリスクがない。
- 銀行振込は、保護者に毎月振込手続きを行う負担があるが、口座振替・口座引き落としは保護者の負担がない。
- 銀行振込は、事業者に振込の内容を個別に確認する負担があるが、口座振替・口座引き落としは一括のデータで確認できるため事業者の事務負担が少ない。
- 口座振替・口座引き落としはクレジットカード決済よりも手数料の負担が少ない。
学習塾で口座振替・口座引き落としを導入するまでの手続き・流れ
それでは、口座振替・口座引き落としを導入するまでのいくつかの収納サービスを例に手続きをみていきましょう。
1.ワイドネット(三菱UFJファクター)
ワイドネットは、三菱UFJファクターが提供する収納代行サービスです。
請求に基づき、契約を結んだ顧客の口座から代金を引き落とすことができます。
【導入までの手続き】
①申込(問い合わせ)
②相談(問い合わせ後、銀行から連絡)
③審査
④契約
⑤データ送受信テスト
⑥利用開始
2.CATS集金代行サービス(三井住友銀行)
CATS集金代行サービスは、三井住友銀行が提供する集金代行サービスです。
全国の金融機関と提携した幅広いネットワークを使った預金口座振替により、代金を回収するサービスです。
【導入までの手続き】
①サービス提案・申し込み
②銀行の審査
③契約
④預金口座振替依頼書を発送
⑤預金口座振替依頼書の回収
⑥テスト(データ送受信・フォーマット)
⑦預金口座振替依頼書を銀行宛に送付
⑧預金口座振替依頼書を銀行宛の発送
⑨本番請求データを銀行まで提出
3.りそなネット(りそな銀行)
りそなネット・りそなネット(ワイド)は、りそな銀行が提供する決済サービスです。
全国の提携金融機関のネットワークを使い、集金先の取引金融機関から口座振替により代金を回収します。
【導入までの手続き】
①りそな銀行及びりそな決済サービスと「代金回収事務委託契約」を結ぶ
②集金先に「預金口座振替依頼書」提出の依頼をする
③集金先からとりまとめた「預金口座振替依頼書」を所定の期日(初回振替日の1ヶ月前)までに提出する。
4.しんきん自動集金サービス(信用金庫)
しんきん自動集金サービスは、信用金庫で提供されている集金代行サービスです。
信用金庫が全国の金融機関と提携したネットワークを利用し、取引先の預金口座から自動振替で引落し、口座に一括して入金するサービスです。
【導入までの手続き】
- 信用金庫と「しんきん自動集金サービス」の契約
①しんきん自動集金サービスの申込(初回振替の60日前まで)
②取扱開始の通知
③専用ソフトのインストール及び設定
- 取引先と口座振替の契約
①取引先と「預金口座振替依頼書兼自動払込利用申込書」の手続き
②「預金口座振替依頼書兼自動払込利用申込書」の提出
口座振替・口座引き落としの基本料金と手数料
それでは、口座引き落とし・口座振替の手数料について見ていきましょう。
サービス・金融機関等 | 月額基本料 | 1件あたりの手数料 |
ワイドネット | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
CATS集金代行サービス | 5,500円(振替1回当り) | 引落手数料:170円 |
りそなネット | 4,400円 | 165円 |
しんきん自動集金サービス | 1,100円 | 110円~165円ほど(信用金庫によって違いがある) |
口座振替・口座引き落としに対応する決済システムなら会費ペイがおススメ!
弊社の提供する『会費ペイ』は、口座振替・口座引き落としに対応しているだけでなく、クレジットカードにも対応している決済システムです。
また、WEB上で、口座情報やクレジットカードを登録することができるため、口座振替・口座引き落としに関する書類のやり取りも効率化することができます。
そのほかにも、入会申込受付、会員情報管理、請求・入金管理など学習塾の運営に役立つ機能が揃っていることから、学習塾を運営する事業者様におススメのシステムとなっています。
口座振替・口座引き落とし、クレジットカード決済の導入を検討している方は、ぜひ『会費ペイ』の導入をご検討ください。
まとめ
この記事では、学習塾で口座振替・口座引き落としを導入するための流れ・手続きなどをお伝えしてきました。
現金管理のリスク軽減や業務効率化、保護者の負担を減らすために、口座振替等を導入する事業者は増えています。
決済方法によっては、リスクや毎月の手続きが保護者の負担となり、学習塾の申込をやめてしまうケースや違う学習塾に移ってしまうケースもあります。
保護者の方々の負担と事業者の事務負担を減らすための決済システムを選び、導入を検討するのが良いでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。

会費ペイは「サービス運営者が本当に注力すべき業務に集中できる環境づくり」をビジョンに掲げるスクール系ビジネスの運営に向けた会員管理・決済システムです。キャッシュレス・ペーパーレスを実現し、入会申込受付・会員管理・毎月の集金・未収金の催促といった本業に付随する事務業務を全て自動化します。
初期費用・月額費用が完全無料で導入することができますので、ぜひ導入をご検討ください。